【最高】行列のできるだし巻き卵専門店『卵道(ランウェイ)』のだし巻き定食が激ウマ

奥多摩の古里駅の隣にある「だし巻き卵専門店」としてだし巻き定食だけを提供しているお店「卵道(ランウェイ)」のだし巻き定食を食べてみました。
「食べてみました」といっても、じゆとりはこの店が大好きで既に4回訪問済み、3種類のだし巻き卵を全制覇しているので単に紹介したいだけなのですが...。
とにかくここのだし巻きは最高なので、その魅力をじっくりとご紹介します！

卵道(ランウェイ)の店舗概要

店はJR青梅線の古里駅のすぐそばです(改札を出て左に行くと空き地(正確には卵道の駐車場)があり、その前に立っている建物がお店)。メイン通りから一本億に入ったところにあるので車やバイクで行くと若干わかりづらいです(看板があるが見逃しやすい)。ナビを入れることをおすすめします。

行って分かったお店の詳しい情報や注意点

行列ができてめっちゃ並ぶ

人気店なので土日祝は行列ができてめっちゃ並ぶことになります(平日は未訪問であるため不明)。後述する順番待ちのコツを使ってうまく入りましょう。

10時頃から名前を書いて順番待ちが可能

10時頃にお店の前に順番待ち用の名前を書く紙が置かれるので、それに名前を書いて待つと早く入れます。土日祝は開店同時の11時に行くと既に10組以上並んでいるのが当たり前なので注意が必要です。

10時半頃から混みだす

開店30分前の10:30頃から続々と人が集まりだすので、それよりも早く行って名前を書くのがベストです。

開店15分前くらいから注文を取り始める

10組目以内に入った場合限定の話ですが、開店15分前くらいから注文を取り始めるので、店の前にいるようにしましょう。

テイクアウトだと比較的並ばない

テイクアウトは比較的並ばないので、行ったときに既に行列ができている場合は持ち帰りも検討しましょう。ただし、持ち帰りはだし巻きやプリンの単品限定で、お弁当は事前予約が必要なので注意が必要です(本当の卵道の味を楽しむにはやはり中で食べるのがベスト)。

定食は3種類

だしまき定食(1,100円)・白だしまき定食(1,300円)・烏骨鶏だしまき定食(1,700円)の3種類の定食があります。

女房役(付け合わせ)を3種類から選べる

小菅村産のわさび漬け・青梅産の練り梅・大根おろしから1つ選択できます。お店のイチオシはわさび漬けだそうです(後述しますが確かにうまかった)。

プリンもめっちゃうまい

メニューはだし巻き定食のみですが、デザートとしてプリン(330円)を注文できます。このプリンもめちゃくちゃおいしいのでおすすめです。数量限定なのでお早めに！

卵道のだし巻き定食3種類&自家製プリンレビュー

1.だしまき定食

一番ノーマルなメニューが「だしまき定食(1,100円)」。
青梅にある「かわなべ鶏卵農場」が生産している黄身が濃いこだわりの卵「深美卵」を4つ使用した大きなだし巻き卵に、ごはん(写真左のわっぱ)、赤だし、小鉢2つ(きんぴらごぼうと白菜の漬物)がついています。

卵道の「だしまき定食」1,100円。中央に鎮座するだし巻き卵は写真で見るよりずっと大きい。

だし巻きはとても柔らかくてアツアツで、一口食べると卵の味がした後にジュワッと出汁が口の中に広がり幸せな気持ちになります。女房役(付け合わせ)や醤油も用意されていますが、そのままでもめっちゃおいしいのでまずは何もつけずに食べるのがおすすめ！
次に付け合わせに選んだわさび漬けを少し乗せます。出汁と卵の優しい味にわさびの味がピリッと絡んでこちらもウマい！このわさび漬けは辛さだけでなく後味にうまみがあってご飯との相性も良いので、卵に乗せるのは少量にとどめ、残りをご飯と一緒に食べるのが筆者のおすすめの食べ方です。
続けて、醤油をつけて食べてみます。この醤油はこだわって仕入れているただし巻き似合うダシ醤油だそうなのですが、だし巻きに甘辛さが加わってそのままや女房役と食べる時とはまた違ったおいしさになりました。わさび漬けと醤油を両方つけるのも美味です。
いろいろな食べ方で楽しんでいると、デカいだし巻きがあっという間に無くなりましたw。

2.白だしまき定食

卵道の「白だしまき定食(1,300円)」。黄身が白い「ホワイト卵」という卵を使っている。

真っ白なだし巻き卵が出てくる白だしまき定食では、ホワイト卵という黄身が白い卵を使っただし巻き卵を味わうことができます(※着色料ではないのでご安心をw)。

こちらの白だし巻きは通常のだし巻き卵や後述する烏骨鶏のだし巻き卵よりもあっさりとした優しい味わいで、口に入れると出汁の味が強く感じられます。
こちらも初めは何もつけずにいただき、続けてダシ醤油、女房役のわさび漬け、ダシ醤油＋わさび漬けの順でいろいろ試しましたが、ダシ醤油をつけて食べるのが一番おいしかったです。
わさび漬けをつけてもおいしいのですが、やや卵の味が消されすぎという印象だったので、我の強すぎないダシ醤油が一番の相棒だと思います(そのまま食べるのもおいしいが、やや薄味なのでダシ醤油をつけたほうが美味)。

3.烏骨鶏だしまき定食

卵道の烏骨鶏だしまき定食(1,700円)。生卵が付き、卵かけご飯が味わえるTKG好きにはたまらないメニュー。

通常のだし巻きよりも卵の味わいが濃厚なのが、烏骨鶏の卵を使った烏骨鶏だしまき定食のだし巻き卵。通常より小粒の卵であるためサイズは若干小さいのですが、食べ応えは抜群です。
こちらも最初は何もつけずにだし巻きそのものの味を楽しみ、次にダシ醤油、わさび漬け、ダシ醤油＋わさび漬けの順でいただきました。
個人的な感想としては何もつけない状態が一番おいしく、卵道のだし巻きで何もつけないのが一番合うものがコレだと思います。

そして、こちらの定食は卵道で唯一、卵かけご飯が楽しめるメニューということで、だし巻きを食べ終わったらお待ちかねのTKGタイムです！
だし巻きと同じ烏骨鶏の生卵にダシ醤油をちょっぴり注ぎ、しっかりかき混ぜたらわっぱに盛られたご飯にまんべんなくかけていただきます。だし巻きの出汁とはまた違った味わいのダシ醤油の出汁が濃厚な烏骨鶏のうま味とマッチしてめっちゃうまいです。マジでこのTKGなら何杯でも米が食えますw。

ちなみに、烏骨鶏の卵は仕入れ先の農場で取れる量が少なく仕入れが不安定であることから、この烏骨鶏だしまき定食はなくなり次第終了の早い者勝ちのメニューとなっています。筆者が白だし巻き定食を頼んだ日は5組目くらいで入店したのですが、烏骨鶏だし巻き数個分しか入手できなかったらしく、10組以内で終了していました。
確実に食べたい方は早めに行って並びましょう。

4.自家製プリン

出てきたプリンがこちら。注文時にプリンを頼んでおくと食事が終わったタイミングを見計らって出してくれます。テイクアウトも可能です(プリンのみのテイクアウトもOK)。

卵道唯一のデザートメニュー「自家製プリン(330円)」。訪問時はぜひこちらも食べてみてほしい。テイクアウトも可能。

小ぶりの湯飲みのようなお洒落な器に入っていて、薄めの黄色一色のきれいな色合いです。

味はミルクの味わいが強いです。口に入れると濃厚なミルクな甘みが感じられると同時にスッと溶けていきます。
直前まで冷蔵庫に入れておいたものを出してくれるので、ひんやりしていてアイスのような触感があり、おいしいです。
結構甘いですが、後味はさっぱりとしているのでだし巻き定食をたっぷり食べた後でもおいしく味わうことができ、口直しにもいいデザートだと思います。

こちらも数量限定メニューであり、用意されている個数は非公開なので、食べたい方は早めの時間に来店することをおすすめします。