4年近く使っているiPhone8のバッテリーの持ちが明らかに悪くなっていたため、Apple公式の方法でバッテリー交換を実施しました。備忘録として流れやバッテリーの改善具合をまとめてご紹介します。
バッテリー交換の流れ
iPhoneバッテリー交換の流れ
- 正規サービスプロバイダを探して予約を取る
- 来店前にiCloudのバックアップを取得する
- 予約時間に店舗に行く
- 作業終了時間に引き取る
iPhoneのバッテリー交換の全体の流れは上記の通りです。各手順の詳細や注意点を以下でお伝えします。
1.正規サービスプロバイダを探して予約を取る
まず初めに、Appleの正規サービスプロバイダの検索サイトにアクセスして予約を取りましょう。予約は都心など人が多い地域は結構埋まりやすいようなので余裕をもって抑えるのが無難です。
2.来店前にiCloudのバックアップを取得する
予約を取得した後にやるべきことはiCloudのバックアップです。こちらは公式でも推奨されています(万が一データが消えた時の対策なので当然ですよね)。
不断からバックアップしている方は問題ありませんが、注意が必要なのは容量オーバーで知らず知らずのうちにバックアップできていない方です。写真やアプリなどが溜まりまくってiCloudにエラーが出ていないか、設定画面から確認しましょう。
筆者はこれを機に写真を2000枚以上削りましたw。
3.予約時間に店舗に行く
店舗には予約時間ぴったりにつけば問題ありませんが、店舗でも各種手続きが待っているので、急いでいる方は早めにつくことをおすすめします。店舗に着いてからやることは以下の2つです。
- 確認事項と誓約書にサインする
- 受付を済ませると店員さんから注意事項やリスクについて簡単な説明を受けます。主なリスクはデータが消える可能性がゼロではないという話です。
これが終わると確認事項と誓約書(データが消えた場合の免責事項)にサインすることを求められるのでこちらにサインしましょう。 - スマホケースと液晶保護パネルを外す
- サインが終わるといよいよスマホの引き渡しです。作業に邪魔になることから、ケースと液晶保護パネルは外すように求められるので、これらを外して引き渡しましょう。
4.作業終了時間に引き取る
スマホの引き渡し時に作業完了時間が伝えられるため、その時間に引き取りに行けばOKです。スマホの引き取り時に店員さんの前で電源をつけ、データの状況などをチェックすれば完了となります。
【重要】モバイルPASMOユーザーの注意点
モバイルPASMOを使っている場合、バッテリー交換すると登録したPASMOのデータが消えてしまいます。
こちらはバッテリー交換完了後にモバイルPASMOのアプリを開いてPASMOの追加手続きを行おうとすると「以前登録したカード」のような表示が出るので、そちらを押してアプリの指示に従えば簡単に復旧できます。
【バッテリー交換のコスパ】バッテリー持続時間が体感値で1.5倍以上に
バッテリー交換で電池の持ちにどのくらいの変化が見られたかについてですが、体感値で最低でも1.5倍は良くなっています。目立った変化が見られたのは以下の3点です。
- Googleマップなどのバッテリー消費量が多いアプリを使用した時
- Bluetoothを使っている時
- ブラウザ(Safari)の検索だけを使っている時
まず、Googleマップ等のバッテリー消費量が多いアプリを使っている時の電池の持ち具合が劇的に改善しました。これまでは旅行の行き先を決めるのにマップを10分も見ていると15%は余裕でバッテリーが減っていたのが、同じ機能を同じ時間だけ使っても5%減っているかどうかといった程度です。筆者はバイクのナビとしてスマホを使うため、この効果は重要です。
また、BluetoothをオンにしてもSpotifyをバックグラウンド再生する程度であればそこまでバッテリーを食わなくなったので、外でも安心してワイヤレスイヤホンを繋げることができるようになりました。
交換費用は5000円程度と安くないものの、これだけの恩恵があると考えれば個人的にコスパの良い投資だと思います。