旅行で半月ほど家を空けていたのに、例年並みの電気料金を請求される事態が発生。納得がいかなかったので東京電力に返金を求めるとともに、できる対処法を電話で聞いてきました。
結果、わかったことを解説します。
ここに見出し
- 結果として今回返金はしてもらえなかった
- 家の電気が使用されていた原因は不明なまま
- 今後はブレーカーを落として外出するとよいとのこと
電気料金がおかしい時にできる対処法
電気料金がおかしい、納得いかない時にできる対処法は以下の4つです。ここでは東京電力エナジーパートナーを基準に解説しています。
例年と異なる点がないか検討【家電の増加・冷暖房の使用時間が伸びた】
まず初めに、「電気料金がおかしい」と感じた基準となる料金の時期や例年の同時期と電気の使用量に違いがなかったか検討してみましょう。
使用時間が変わらなくても、使用する家電の数が増えたり、家族が別々の部屋で過ごす時間が長く複数の部屋で電気を使っていたりすると使用する電力量が増えるため料金は増加します。
日別の利用明細を確認する
このサービスを提供しているかは電力会社によりますが、ウェブやアプリで明細を確認している場合は、月別だけでなく日別の電力使用量をウェブサイトやアプリで見られる場合があります(※東京電力をお使いの場合は、「くらしTEPCO」から確認が可能です)。
これを見ると日別の電気の使用量がわかり、自分では思い出せなかった意外と電気を使った日を把握できる可能性があります。
逆に今回の筆者のように家を空けているなど、明らかに電気を使っていないはずの日に電気が使われている場合や、原因が見当たらないのに電気の利用料が明らかに多くなっている場合は注意が必要です。このような場合は次のステップである問い合わせに進みましょう。
電力会社の窓口に問い合わせてメーターのチェックを依頼する
ここまでで理由が思い当たらなかった場合は窓口に問い合わせるのが確実です。窓口に問い合わせたからと言って返金が受けられる可能性は低いですが、メーターが正常に作動しているかのチェックを無償で依頼できます。
筆者が東京電力に問い合わせた際は、対応したスタッフの方から、可能性は低いものの故障の可能性があるため、メーターのチェックをしたいという申し出がありました。
この確認は立ち合いの必要が無く、結果は文書をポストに入れる形で知らされるため、手間がかかりません。自分に原因が思い当たらない場合は依頼して損はないと言えます。
東京電力に聞いた返金できない理由と今後の対処法
今回は結果として返金は受けられませんでしたが、その理由と今後このようなことを怒らなくするための対処法を聞けたのでご紹介します。
指摘のあった日の電気の使用の有無を東電側で確認する術がない
返金ができないという理由はこれです。民間企業である東京電力は当然ながら自宅への立ち入り検査を行う権限がありません。また、今回問い合わせた理由となった家を空けていた機関に家の中で実際に何が起こっていたのかも今となっては確認する術がないということで返金はできないと回答されました。
今後はブレーカーを落とすとよい
今後の対処法としては、旅行などで一泊以上家を空ける際はブレーカーを落として行くと良いというのが東京電力側のアドバイスでした。ブレーカーを落とせば仮にコンセントの抜き忘れや換気扇の停め忘れといったことがあっても電気を消費することを防げるそうです。
【参考】今回の状況と結果【電力会社:東京電力】
今回、問い合わせた月の電気料金には以下のような不審な点がありました。
- 旅行で半月家を空けていたのに料金が家にいた去年と変わらない
- 当然、家を空けている時は全てのコンセントを抜いていっていました。家にいた期間の電気の使用量が特別多かったわけでもありません。
- 家にいなかった日にも電気が微量に使用されている
- 筆者は一人暮らしなのですが、家を空けていて誰もいなかった日にも微量ながら電機が使用されていました。自宅はオートロック付きのマンションであること、盗まれたものが無いことから泥棒の線は考えにくいです。
- 電気料金は返金してもらえなかった
- 先にも書きましたが、使用量がおかしい期間の実際の使用状況を確認する術がないため返金はできないとのことでした。