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王道の和定食と一品を味わい飲める和食店「和の膳新富」レビュー

じゆとり

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和の膳新富のレビュー

神奈川県川崎市高津区、東急田園都市線の高津駅と二子新地駅の間にある和食店「和の膳新富」は、煮魚や焼き魚、てんぷらなどの王道の和定食と和食の一品料理、コース料理を提供している和食店です。

先日、こちらで夕食をいただきながら軽くお酒を飲んだので、料理の感想と、実際に訪問して分かったことをお伝えします。公式サイトを含めてネット上に情報が少ないので是非参考にしていただければと思います。

和の膳新富の店舗情報

店舗名 和の膳 新富
住所 〒213-0001
神奈川県川崎市高津区溝口4-6-26
営業時間 17:00~22:30
ラストオーダー22:00
定休日 水曜日
※第3水曜日は翌日の木曜日も休み
近隣のスポット
  • 高津駅(東急田園都市線・大井町線)
  • 二子新地駅(東急田園都市線・大井町線)
  • 高津警察署
  • 川崎市立高津小学校
  • 光明寺
  • 溝口緑地

行って分かったお店の詳しい情報や注意点

実は定食もやっている
ホームページや数少ない飲食店情報サイトの情報は一品料理やコース料理のものばかりですが、実は1,200程度円~2,000円で食べられる和定食も提供しています。店のメニューと店の前の立て看板には明記されているので安心して入ってください。
定食は時価によって価格が変動するものがある
焼き魚定食と煮魚定食はともに1380円~となっており、その日仕入れた魚によって値段が変わります。
単品の「本日の焼き魚(煮魚)」に500円プラスという料金システムのようで、今回いただいた煮魚定食は1,480円でした。値段は注文前に板前さんに確認すれば大丈夫です(快く教えてくれます)。
敷居が高い外観だが店員さんはフレンドリー
外観は小料理屋や割烹という感じでいかにも敷居が高い雰囲気ですが、お店の方は板前さんも女将さんもフレンドリーなので躊躇せずに入って大丈夫です。
子供連れでも大丈夫
訪問した際には小学校低学年くらいの子供を連れて来店されている方もいました。ホームページにはお食い初めの食事会にも対応しているとの記載もあったので、子連れで行っても大丈夫です。
カウンター席とテーブル席がある
カウンター席とテーブル席があります。どちらもゆったりとした雰囲気ですが、カウンター席にはテレビがあるので少しザワザワしています。
お酒が飲めなくても大丈夫
今回はお酒を頼みましたが、最初に「飲み物はお茶でよろしいですか」と聞かれたので、必ずしもお酒やソフトドリンクを頼む必要はないようです。
お通しがある
お酒を頼むとお通しが出ます(※お酒以外のドリンクを頼んだ時、一品で注文した時は不明)。お通し代は350円です。
こちらは定食を頼んだ場合はキャンセルもできるようで、必要かどうか質問されました(詳細は後述しますが、おいしそうだったのでいただきました)。

【料理の感想】和の膳新富の煮魚定食&お通しレビュー

無性に家庭的な和食が食べたくなると同時に外で軽く飲みたくなり、以前から気になっていたこちらのお店を訪問しました。

ホームページや飲食店情報サイトに定食の情報がなさすぎるため、ちゃんと定食があるか不安でしたが、ネットの古い口コミの「定食がある」という情報を頼りに行ってみるとちゃんと店の前に定食メニューの看板があったので安心して入店。
ちょっと敷居が高い外観なので緊張しましたが、女将さんも板前さんも気さくに迎えてくれたので席についてほっと一息つきました。

この日は魚の気分だったので煮魚定食を注文。値段は1380円~と書かれていたので本日の主菜の内容と金額を確認すると、今日はブリの煮つけでお値段は1,480円(税込)とのことでした。
お酒も飲みたかったので、中ジョッキの生ビールも注文。こちらは580円(税込)。定食をたのんだからかお通しが必要かどうかを確認されたので、こちらも内容を伺ったところめっちゃ美味しそうだったのでいただきました。

最初に出てきたのはビールとお通しで、三つ葉と子持ち昆布のおひたしが提供されました。ほのかに出汁が効いたあっさりとした優しい味わいでビールとの相性も最高です。

和の膳新富のお通しの例「三つ葉と子持ち昆布のおひたし」

お通しで出てきた「三つ葉と子持ち昆布のおひたし」。お酒との相性は抜群。

店に入った瞬間から「料理がうまい」という雰囲気をひしひしと感じていたのですが、実際に食べてみると期待通り、いや期待以上の美味しさで、すました顔してビールを飲みながらもテンションは爆上がり中w。

そうしてお通しとビールを楽しんでいたら、次は定食についてくる茶碗蒸しが登場!メインはまだでビールも残っていましたが、お通しを食べてしまってアテがなくなったので、アツアツのうちにこちらもいただきました。

和の膳新富の茶わん蒸し

和の膳新富の茶わん蒸し。具材たっぷりでこちらも美味。

茶碗蒸しの具材は鶏肉、銀杏、かまぼこ、シメジとオーソドックスなもので、こちらもあっさりとしていてめちゃうまです。
メインの煮魚が出てくるまでもう少しかかりそうだったのでゆっくり食べるつもりだったのですが、おいしすぎて一気に食べちゃいました。そしてここでビールがなくなる。

茶碗蒸しを食べ終わってしばらくすると、待ちに待ったメインディッシュであるブリの煮つけと小鉢、ご飯とみそ汁と漬物が登場。

和の膳新富の煮魚定食(ブリの煮つけver)

和の膳新富の煮魚定食。本日はブリの煮つけがメイン。

まず主菜のブリの煮つけ(※写真左奥)ですが、この第一印象はとにかくデカいw。写真ではわかりづらいと思うのですが、スーパーでよく見る養殖のブリの薄い切り身の2倍程度の分厚さで、おそらく天然物のブリと思われます。
このブリには付け合わせとして揚げナスと子芋、千切りにしたネギがついています。

気になる煮つけの味ですが、甘辛く味付けがされていて、かつ、後味はしつこくありません。また、身は養殖のブリのような食べやすい柔らかさで、それでいてほのかに歯ごたえもあります。付け合わせの野菜もタレとの相性抜群で、味・食感ともに非常においしいです。ビール残しときゃよかった(泣)。

続いて小鉢(※写真右奥)ですが、こちらは南京と高野豆腐の煮物でした。南京はしっとりと味が染みている優しい味わいで、高野豆腐は噛むとしみ込んだ出汁がジュワッと染み出てきてやみつきになるおいしさです。じつは高野豆腐があまり好きではなかったのですが、これならもっと食べたいと本気で思いました。

そして、いたって普通のご飯とみそ汁もとてもおいしかったです。
ご飯は旅館でいただくようなふっくらしたおいしいごはんで、香の物のたくあんときゅうりの漬物もおいしかったです。みそ汁はなめたけが入ったシンプルな赤だしなのですが、こちらは口でうまく説明できない、何とも言えない味わい深いおいしさがあり、飲んでいるととても心が落ち着きます。

どの料理もとてもおいしく、また手が込んでいて大満足でした。ぜひまた伺いたいお店です。

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