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磐梯吾妻スカイラインは霧に注意!天気予報や雨雲レーダーの情報と実際の天気が異なることも

じゆとり

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ツーリングやドライブに最適で、登山の拠点にもなる磐梯吾妻スカイラインは、天気が悪い日は道や頂上の浄土平が霧に見舞われることもある場所です。
今回、ロングツーリングで行った際に天気予報や雨雲レーダーで天気を確認したにもかかわらず霧と土砂降りに遭遇したのですが、その理由を浄土平にある浄土平レストハウスの職員の方に教えていただいたので情報をシェアします!

浄土平は雨雲レーダーが探知できない

今回、筆者が霧と土砂降りに見舞われた日は、磐梯吾妻スカイラインと浄土平、その周辺の一帯の天気予報は「くもり」となっていました。雨は時折降るものの、雨雲レーダーではスカイランに雨雲はない状態です。

しかし、これが罠でした。というのも、磐梯吾妻スカイラインはその標高の高さから雨雲レーダーが探知できないエリア(正確には、雨雲が出現するとその中に入ってしまう場所)だそうなのです。
そのため、雨が降っていても雨雲レーダーに雨雲が移っていないことは普通にあり、行ってみたら雨が降って霧が出ていたという状態はおかしなことではないそうです。

浄土平の吾妻小富士(霧)

霧と雨に見舞われた浄土平。雨雲レーダーでは雨雲がなく曇りだがこの有様。

これを教えてくださったのは浄土平にある浄土平レストハウスの2階にある休憩所で竜の壁画を描いていた画家の方なのですが、筆者はこれを知らずに「曇りなら大丈夫!」とバイクで意気揚々とスカイラインに向かい、結果ずぶ濡れになりましたw。おまけに道中は濃霧で景色はおろか2m先の視界が怪しい状態だったので運転がめっちゃ怖かった(よくよく考えてみると、麓の猪苗代湖付近から見上げた時は山頂付近は雲が出ていて不穏な様子でした)。

不意の雨と霧に合わないためには完全に晴れの日を狙おう

これは科学的事実に基づいた対策ではありませんが、雨と曇りの日が多かった今回のロングツーリングで晴れた状態のスカイラインを楽しむことに成功した時の条件と経験則から、雨と霧よけの対策をご紹介します(※今回、筆者は猪苗代湖に6日間滞在して周辺を走っていました)。

前述したずぶ濡れになった日の後日、リベンジために天気予報が「晴れ」の日(※晴れのち曇りなどではなく「晴れ」)を選んだのですが、これが正解だったようでその日は霧と雨のないスカイラインを堪能できました。
日の出を見るために夜中に走った際は猪苗代湖側から登る道はまだ霧と雨があり、浄土平も少し雨が降っていたので完全に避けられたわけではありませんが、これは前日の雨の名残のようなもので、日の出とともに浄土平の雨は止み、日中は晴れました(この「雨のち晴れ」は下のめっちゃエモい景色につながったので結果オーライでした)。

磐梯吾妻スカイラインの虹

雨が上がり、朝日に照らされてできた虹。山頂に霧があるが、下界が晴れていることで発生した。

再度訪問していないため検証した事実ではありませんが、雨だけでなく曇りの日も避け、晴れている日を選ぶことをおすすめします。

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