太平洋の大海原を見渡せる絶景スポットである房総半島最南端の野島崎。周辺には海水浴場もあるほか、すぐ横に房総フラワーライン(県道257号・国道410号・県道297号)があり、安房グリーンラインや林道畑2号線・林道畑3号線にも近い、ツーリングやドライブにおすすめのスポットです。
そんな野島崎の、実際に訪れて分かった詳しい観光情報をご紹介します。
野島崎の見どころ&スポット
1.野島崎灯台
全国に16個しかない登れる灯台の1つであり、上の展望台からは太平洋の大海原や南房の沿岸を一望できます。入場料は大人300円で小学生以下は無料と非常に安価です(この料金はほかの登れる灯台と共通)。
高さがある分、後述する野島崎の先端とはまた違った景色が楽しめます。
眺めは最高ですが、上の展望台を含め灯台の中は非常に狭いため、混雑には注意が必要です。
横には灯台の歴史や使用されている光源などを展示している資料館が併設されており、前述の入場料300円を払えばこちらも見学できます。
2.野島崎先端とベンチ
野島崎の先端部では、前述した灯台と同じく太平洋を一望できます。特に最南端のところには目印と一緒にベンチが置かれており、ここからの眺めが非常に良いのでぜひ行ってみてください。
3.伝説の岩屋
クラーケンのようなデカいタコのオブジェが目印のスポットで、源頼朝にまつわる伝説があります。野島崎の観光のついでに立ち寄れます。
4.厳島神社(野島弁財天)
野島崎にある神社。有形文化財に指定されている「武田石翁の七福神」のほか、松尾芭蕉の句碑や、ちょっと具体的な情報を書けない面白いものもありますw。
何があるかはぜひご自身で足を運んでお確かめください。
5.野島崎海底透視船
野島崎周辺の海中を観察できるグラスボート(※船底がガラス張りの船)の遊覧船です。9:30~15:30まで30分おきに運行中。
大人800円、子供400円(幼児無料)とリーズナブルなお値段なので手軽に利用できます。
6.白浜海洋美術館
海や漁業にまつわる工芸品を展示している個人運営の美術館で、房総半島発祥の万祝(まいわい)などを展示しています。
野島崎(野島崎灯台)の基本情報
住所 | 〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜627-9 |
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営業時間(野島崎灯台) |
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利用料 |
なし ※野島崎灯台は300円 |
補足情報 | 無料駐車場2ヶ所あり |
周辺スポット |
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実際に訪問して分かった情報や注意点
- 無料駐車場が2つある
- 西側(東京湾方面側)の駐車場(※小さい)と、東側(外房・太平洋側)にある野島崎公園駐車場(大きい)の2つの駐車場があります。野島崎先端や野島崎公園への距離は西側の駐車場のほうが若干近いです。
トイレは両方にあり、駐車場、トイレともにどちらも無料で利用できます。 - 野島崎灯台は階段の傾斜がきつい
- 野島崎灯台の上にある展望台に行く階段は傾斜がきつく、梯子のようになっている箇所もあります。バリアフリーにはなっていないのでご注意ください。
- 灯台の展望台は風が強い
- 野島崎灯台の展望台は風が非常に強いです。帽子などを飛ばされないようご注意ください。
【アクセス情報】野島崎への行き方
野島崎は国道410号沿いにあるため、こちらに出て野島崎方面に向かえばどの方向からでも到着します。
房総フラワーラインからもう一本海側の道路なので間違えないようご注意ください。
西側(東京湾・相模湾側)から行く場合は以下の交差点を右折。
東側(太平洋側)から行く場合は以下の交差点を左折。
いずれの交差点も名前がついておらず、標識もないので見落とさないように注意が必要です。